世田谷区で家電リサイクル品目を処分する方法4つ＆料金の目安

長年使い続けた家電は、なるべく早めに買い替えたいもの。古いものは処理する必要がありますが、家電に関しては回収方法などに制限があります。それを守らないと法律違反となってしまうため、要注意です。

この記事では、そのような制限がある家電のリサイクル方法や、世田谷区のオススメ回収業者などについてご紹介します。

世田谷区の家電リサイクル品の処分方法

家電をリサイクルする際は、必ず「家電リサイクル法」を守る必要があります。この家電リサイクル法とは、一般家庭や事務所から出た家電製品を、有効的にリサイクルするための法律を指します。これは全国一律のため、世田谷区も対象です。

この法律の対象となるのは、以下の4品目です。

これら4品目の家電を処理する場合は、以下4つの方法から選ばなければなりません。ここでは、冷蔵庫を例に挙げてご説明します。

「粗大ごみとして自治体に回収してもらう」ということは、できないためご注意ください。

費用を抑えられるのが、この「指定引取場所に持ち込む」という方法です。世田谷区が指定した引取場所に冷蔵庫を持ち込むことで、運搬料金を節約できます。

冷蔵庫などの家電を、指定取引場所に持ち込んでリサイクルする手順は、以下の通りです。

「家電リサイクル券センター」の公式HPから、世田谷区の指定取引場所リストを確認する。現在、世田谷区内で登録されているのは、（有）東南流通：世田谷区喜多見1-13-2のみ。
郵便局で家電リサイクル券を購入し、必要事項を記入する
指定された日時に、家電を指定取引場所に持ち込む

家電量販店に引き取ってもらう場合、以下のどちらかを選びます。

新しい冷蔵庫を購入する家電量販店が決まっているのであれば、新品を配送したときに引き取ってもらえるので、手間がありません。

買い替え予定がなければ、過去の販売店で引き取ってもらいます。ただし、販売店が分からなかったり物理的に離れた場所にあったりすると、引き取りは難しいです。

中には、その店舗で購入した冷蔵庫でなくても、引き取ってくれる家電量販店もあります。世田谷区内にも、そうした店舗があるかを調べてみることがオススメです。

冷蔵庫は、リサイクルショップで売却もできます。ただし、以下のような冷蔵庫は、買取してもらえないこともあるので要注意です。

これはあくまでも目安です。具体的な買取基準は、リサイクルショップごとで異なります。

世田谷区内には、店舗買取や出張買取にも対応しているリサイクルショップが複数存在します。そのため、自分が一番利用しやすい店舗を活用することがオススメです。

不用品回収業者の中には、年中無休だったり即日対応していたりするところも多いため、すぐにでも冷蔵庫を回収してほしい方にオススメです。

例えば、世田谷区内には、以下のような不用品回収業者があります。

不用品回収業者は、単品での回収を受け付けていますが、まとめることで回収費用が安くなることもあります。

引っ越し等で「冷蔵庫以外の不用品も大量に引き取ってほしい」という方などにとっては便利です。

これらの家電リサイクルには、以下の2つの料金が必要です。

ただし、先ほどご説明した指定取引場所への持ち込みに関して、運搬料金はかかりません。

それぞれの目安は以下の通りです。
①リサイクル料金

②収集運搬料金
収集運搬料金に関しては、引取先によって独自に設定されています。例えば「異なる店舗で購入した冷蔵庫を引き取る場合は割高になる」などです。さらに家電の状態によっても異なります。

そのため、一概にはいえませんが、以下の幅で変動します。

世田谷区のおすすめリサイクルショップ5選＆高く売れるもの

家電リサイクル品を買い取ってもらう場合は、なるべく製造から5年以内のものを選びましょう。いずれの家電も、だいたい10年前後が寿命の目安といわれています。

もちろん、10年を迎えたらいきなり使えなくなるわけではありません。日々徐々に劣化は進んでいるため、そうしたことを踏まえ5年が目安とされています。それ以上を過ぎると、買取価格が落ちたり、買取自体をしてもらえません。